カーエアコンの修理は、一般の自動車修理とは異なる知識・技術・設備が必要です。 当社ではエアコンの修理は年間200台以上、また、自動車修理工場等にエアコン関連の部品も卸売りしております。 部品の在庫もございますので、スピーディーな対応が可能です。 コンプレッサー焼き付きやエアコンサイクルの詰りが発生した場合に必ず必要になる、 エアコンサイクル洗浄を行うシステムを導入しております。 また、特殊な蛍光剤を使用したガス漏れ検知システム、当社オリジナルのガス漏れ箇所特定器具、 R12(旧冷媒)をR134a(新冷媒)に変換するレトロフィットシステム等、高品質なメンテナンスを確かな知識かつ低価格でお客様に提供いたします。
カーエアコン修理で最も大切な作業「サイクル洗浄」
近年、コンプレッサーのトラブルによる、エアコン故障の事例が増加しています。
コンプレッサー交換を伴う修理時に気をつけなければならないことがあります。
それは、エアコンサイクル内の洗浄。
エアコンサイクルとは、コンデンサー、エバポレーター、ホース等の内側のことです。エアコンの冷媒(ガス)が循環している密封された場所です。コンプレッサーが破損したときには、エアコンサイクル内に、コンプレッサーの破片、劣化したオイル、樹脂のカスなどが内部に残っています。これらの異物を取り除かなければ、コンプレッサー交換後も、コンプレッサーの内部に入り込み破損の原因になります。現在では、サイクル洗浄を行わずに修理をした場合は部品メーカーの製品保証は行われません。
当社ではエアコンサイクルを洗浄する専用の機器を導入しております。エアコン修理後の再トラブルを防止し、エアコン本来の能力を引き出します。
【実際の作業の様子】
http://www.youtube.com/watch?v=npgORh7yU4E
注:エアコンガスクリーニングと呼ばれるサービスとは全く異なります。
ボルボエアコン修理事例
コンプレッサーが破損して、エアコンサイクル内に金属片が回っています。
オリフィスの部分に金属片が引っかかるので、こんな風に分かりやすく金属片が見えます。
エアコンコンデンサーの製作
外車や旧車のコンデンサーは在庫があることはまれです。外車の部品は輸入元の国より送ってもらわなければなりませんし、古い車の場合は部品自体生産されていないので手に入りません。そのような場合、当社ではコンデンサーを新たに製作することで素早く対応します。
コンデンサー製作は、ラジエーターのコア替えと同じようにコアを新品にします。コアは新品ですのでガス漏れの心配はありません。
新品同様の信頼性と低価格。コンデンサーだけを直接送っていただいてもリビルトコンデンサー製作可能です。外車の新品部品は驚くほど高額な場合もありますので、リビルトや製作が安い場合もあります。製作にかかる時間は、1週間から2週間です。ご相談承ります。
もちろん、エバポレーター、ラジエーターも部品が手に入らない場合、製作も行えます。
ミニクーパー エアコン修理
ミニクーパーのガス漏れによるエアコンの故障修理です。
当社オリジナルの「ガス漏れ箇所を特定する器具」を使用し、検知します。この車のケースでは、車両前方に装着されている「コンデンサー」という部品からのガス漏れでした。
バンパーを外してからでないと、コンデンサーの脱着ができないため、予想以上の大がかりな作業になりました。「コンデンサー」はアルミニウムで軽量化のために肉厚も薄く製造されています。飛び石などで付いた傷から、アルミニウムが腐食し穴が開いてしまいます。
BMWMINIはエアコン修理の他のケースではコンプレッサーの故障事例もあります。
当社では、独自のルートによりエアコン部品を海外から取り寄せしております。